活動をお休みして考えた。橋をかける。
8月も半ばにはいりつつあり、お盆のピークを
割けて早めに帰省してる。
いつもと違う空気を吸って、違う人と会って、話すと
知らず知らずのうちに見えてくる。
「私って、なにを達成するために、これやってるんだっけ?」
って、今時点での暫定的な回答を考えた。
田んぼや茶畑を眺めながら。
1人であれこれやっているから、
ともすると、「単なるこまかいTODOを片付けているだけ」になってしまう。
TODO片付けモードでないと、進まないことも多いけど。
(経費精算とか、仕訳の入力とか。わたしは、今のところファミレスにこもって情報をシャットアウトした状態でなんとか処理している。。)
わたしが、会社つくってこちゃこちゃやっている理由は
「地域の課題にある分野のプロが出会ったら、人生かけて大きなギャンブルをしなくても、なにかちいさな解決策がうまれるのでは?という仮説検証をしたい。まずはそのための仕組みを作りたい。適した土俵は待っていても降ってこないので、じゃあ作ろう」ってなったからだ。
もちろん、その大前提として
ちゃんと食べていけること、日々の細かい仕事そのものが好きで、
対象のお客様に共感できて、なんとかしたいと思うことは大事。それがある前提で、なぜなんだろうって考えるとこのあたりだなぁと思う。
まちづくり的な場所でたくさんイベントも見たし、事務局したし、はなしも聞いたけれど。「いわゆるまちづくりとして見栄えがよいもの」は一過性の花火やお祭りみたいなのが多くて、現状を大きく変えて未来をつくる力なんてあんまりないんじゃないかなぁと思ったりもした。
地域の課題解決みたいな話の、社会的意義は高い。
けれど、ドップリつからないと、課題にふれたりできないのって、違う気がするのだ。
逆に、もっとその課題のプロに入ってもらって、あれこれ料理してもらったほうが質もよいものが出来上がるし、実働の工数としてもそこまでかからないんじゃ…と思っている。
今は、地域課題とプロの間には深すぎる谷みたいなのが横たわっていて、「人生をかける」という選択をした人しか谷にジャンプしないけど、そこに橋みたいのがかかってたら簡単に行き来できるようになるんじゃないかなと。
(リノベーションまちづくりとか、ある種の分野で橋はかかりつつあるのかもしれないけど。建築家と空き家のある物件所有オーナーさんとの間に。谷ジャンプしている人と、橋を作っている人と別れているのも、興味深い。)
たぶん、わたしは橋をかけたいのかなと思った。
こんな立派な橋がすぐかけられるとも思えない。しょぼい橋かもしれんのだけど。橋のかけ方をここで公開していけば、今後やりたい人の参考になるかもしれない。なにより、自分が記録を残しておきたいのだ。
わたしの専門は通信販売の化粧品の広告企画とコピーライティング、ディレクション。(サブで商品企画)なので、そういう人が、地域課題とむきあったときはこんな橋がかけられそうだよ、っていうのが見えたらいいなぁ。
(他の分野の人が向き合ったらこうなったよっていうのにも興味がある。)
単に、ブランドつくっておわりだよ、みたいなのじゃないあり方ってできないかなぁ。(今の時点で、地域素材のブランド化を学べるような場ってあるのかな。短時間でポイント理解できるなら、学びにゆきたいが。。)
なにはともあれ、毎日一か所であれこれやっているとわからなくなってしまうからこそ、立ち止まって、2~3か月に1度考えるのはいいことだ。
ちょくちょく移動して、ぼんやりする時間をもって
思い出していこう。
さてと。
今日はこれでスイッチオフ。
たっぷり寝て、またあしたからがんばろう。
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