地方の素材、編集日記。

ブランドを育てるって、こんなかんじなんだ。

リスクテイクってなんだろ。 前提のはなし

身近な方の訃報をきくと、思い出す。

ひとは死ぬのだ。

そして、いつ死ぬかはわからないのだ。

 

ただ、安全に生きるのも、あきてしまう。

でも、ひもじい人生を送るのもいやだ。

 

裁量の幅を最大限にもちながら、舵を切りたい。

生きてゆくのって、たぶん航海みたいなもんだろう。

 

大海原に、不十分な装備でいったら遭難してしまう。

でも、大型客船をつくるのは、めっちゃお金がかかる。

 

大型船のクルーになるべく志願しても、そこには就活で選抜されるし

細かいルールがたくさんある。●●をやりたいと思っても、その役が

回ってくるのは、船に乗り込んで10年後とか、20年後かもしれない。

(一生まわってこないかもしれないし)

タイタニック号みたいに、沈没してしまう危険性だってある。

山一證券とか、最近だと東芝もこれに近いんだろうな……)

 

で。

でだ。

 

じゃあこの状況の中、

自分が持てるもの(ノウハウ、技術、人脈、情報、金)をふまえて

自分が大事なものをちゃんと大事にしつつ生きていくには、

どんなやり方があるのか、じっくり考える必要がある。

 

自分は、どの程度の安全性がほしくって

どの程度のわくわくがほしくって

どの程度の快適度がいいのか。

 

安全にふると、公務員とか大企業の社員なのだろう。

(もちろん、その中でめっちゃおもしろい仕事をしている

人はいる。ただ、その仕事がいつ異動で終わるのかは不明だ。

私は、これが耐えられなくて新卒で入った会社をソッコウでやめてしまった。。)

 

わくわくにめいっぱいふると、起業家?

(メディアに出てくる、新進気鋭の起業家さんのイメージ。

IT系とか?ただ、メディアに出てるのは大成功しつつある方のみ。

たいていは鳴かず飛ばずなんだろうな)

 

快適度は、なにを快適と定義するかで変わりそう。

 

こうして考えていくと、自分はどこらへんを大事に

して生きていくとハッピーかが見えてくる気はするのだ。

 

私の場合は、模索して、模索して、模索しまくった結果

世間一般でみるとリスクがあるような場所に出てきてしまった感がある。

 

新卒で正社員→正社員→正社員→契約社員2つかけもち→契約社員フリーランスフリーランス→起業 と今ここ。

 

2社目からずっと通販業に関わっている。

でも、立ち位置が変わっている。

 

契約社員2つ掛け持ちのところから、マルシェ運営が加わった。今は見守り役。

 

●社目、という表現が正しいかわからないが、7社目?ぐらい。

途中からパラレルワークのようになったり、2拠点居住チックな要素が出てきたり。

 

この動き、今時点だと「今っぽい」働き方のように見えるけれど、

2~3年前まで「ただの意味わからない人」だったように思う。

同じ動きに対して、世の中の評価が変わっているのを感じるのは、おもしろいような不思議なような。

 

大企業に勤める友人から、今は「すごくいい」と言われるけど

ちょっと前まで「は?なんで?」とよく言われていた(もしくは表情で語られていた)。

 

今時点で、「こんな生き方ステキ」みたいな文脈での

パラレルワークや2拠点居住を見かけることはあるけど

なにがあったから、決断できたのか。

あまり語られることはない。

おそらく、理由はキャッチ―じゃないし、キラキラ感が弱まるからだろう。

 

でも、そういうところにこそ、真実がある気がする。

 

わりと石橋叩くタイプの私が、文字にして残しておいたら

なにか意味があるのかもしれないとおもって、

数回にわたって書いてみることにする。

 

 

 

さて、今日はここでスイッチオフに。

ありがとうございました。

 

商品サイト 

暫定オープン中です。2017年7月中旬前には

もっと大々的に告知できるようにする!!現在絶賛改修工事中。

(下記リンクは生きていますが)

 

http://switchme.jp/?mode=f1

 

会社のコンセプト:
地方にあるおもしろい素材を編集(ed*it*)して、まいにちの暮らしに

フィット(f*it*)するものをつくる、コクピット(cockp*it*)。

たくさんのit があつまっているから、anyit (エニット)と名付けてみました。

ぼつぼつ、会社サイトつくらないとだなぁ。